バルセロナ、ウンティティの後釜に獲得すべき5名のDF

サミュエル・ウンティティの去就が先日から大きな話題になっている。

バルセロナでプレーしている若きセンターバックは、現在クラブとの間の契約交渉が停滞しているというのだ。

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マンチェスター・ユナイテッドが彼の獲得を狙っており、契約解除料の支払いを考えている他、大幅な賃金上昇を打診して誘っているとも。

昨年はネイマールで同じことがあったバルセロナ。もし退団したら、今回こそその後釜をすぐに獲得しなければならない。

その候補となるのは誰なのか?『Sportskeeda』は5名の候補者を提示している。

ジェライ・アルバレス(アスレティック・ビルバオ)

スペインリーグで最も高く評価されているセンターバックの一人だ。このバスク人の選手は、ウンティティが離れたときの後釜として考えられる存在だ。

この23歳の選手は精巣がんに悩まされたものの、それから徐々に復活を見せようとしている状況だ。

多くの人はジェライの冷静さ、ポジショニング、効果性、そしてタックルの能力に感銘を受けていた。

彼はリーグを熟知していて、備えている品質は高い。バルベルデ監督も知っている。

チャグラル・ソユンク(フライブルク)

彼はそれほど知られている名前ではないかもしれない。若くしてトルコ代表に入っているこの選手は、2016年にフライブルクへと入ったあと、目覚ましい成長を見せている。

そして今や、ヨーロッパのビッグクラブから注目を集める存在になっている。信じられない強さを持つ。激しさや衝動性もあるが、彼は成長を見せているし、まだその途中にある。

高さがあり、空中戦に強く、さらに短距離のスピードもある。ボールを持っても落ち着いており、後方から繋ぐこともできる。

この22歳のDFにはアーセナルなどプレミアリーグのチームが関心を持っている。3000万ポンド(およそ44.65億円)の費用がかかると言われている。

もしジョゼップ・マリア・バルトメウがバルサのユニフォームを彼に渡したいと思えば、すぐに動く必要があるだろう。

マラング・サール(ニース)

同じ若いフランスのディフェンダー、マラング・サール。彼は代表でもウンティティとダブる選手になるかもしれない。

左利きの19歳は、ニースの最終ラインで大きな存在感を見せた。昨季は18歳でレギュラーを獲得し、リーグ3位という結果に導いた。

タフで、タックルが出来て、空中戦にも強さがある。アグレッシブでマーキングもいい。U-20代表ではキャプテンも務めている。

ウンティティが退団したら、彼はシームレスに交換できるタレントの一人だろう。

バルセロナは実際彼の存在に目を光らせていたと言われている。ただ契約解除料を他のクラブが支払ってしまえば、何も出来ない。

今季はそれほど目立った活躍を見せていなかったが、徐々にベストフォームに戻ってきている。彼の身体能力と真面目さを考えれば、ピケの隣でプレーすることで大きな成長を見せるだろう。

ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)

この巨大なセンターバックは、長い間活躍しているように見えるが、まだ22歳という若さだ。今やヨーロッパのビッグクラブに移籍できるタレントになっている。

信じられないほどの落ち着きを見せる彼は、193cmという体格を持ち、積極性を多くの人々から称賛されている。

スピード、そしてクリアの判断。それらが、危険な状況に直面したときに見せる良い判断を導いている。

ドイツのマスメディアにはジェローム・ボアテングの後継者候補と目されており、今後のキャリアが期待されている。

彼の堅牢さと優れたポジショニング、空中戦の能力があれば、バルセロナはセットプレー時の守備に安定性を加えられるだろう。

ルーカス・エルナンデス(アトレティコ・マドリー)

知的で、アグレッシブで、良く教育された左足でボールを持てる。そして試合ごとに成長を見せている。

「リュカ」ことルーカス・エルナンデスは、シメオネ監督のお気に入りであり、その才能は青天井であるようにも見える。彼は何かを成し遂げられる選手だ。

彼の技術は守備面でも効果的に働くし、もしバルセロナに来ればエルネスト・バルベルデ監督の守備に恩恵をもたらすだろう。

3バックのシステムも使うことができるし、バルセロナ伝統の3-4-3にシフトすることも可能だ。

ホセ・ヒメネスとステファン・サヴィッチが中央のコンビになったことで、彼は左サイドバックとしても経験を積み、フランス代表でもその役割を果たす可能性は高い。

もちろん獲得にはそれなりのコストがかかるわけだが、ウンティティが離れることになれば、とりあえず金には問題なくなるだろう。

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