今季、川崎フロンターレに電撃移籍した齋藤学。
昨年9月に右膝前十字靭帯を損傷し長くリハビリを続けていたが、ついにこのほど実戦復帰!
その対戦相手は、齋藤がユース時代から育った横浜F・マリノスだった。
この日ベンチスタートとなった齋藤は1-1で迎えた77分、阿部浩之との交代で投入されると、日産スタジアムのサポーターから手洗い歓迎を受けた。
※04:20から
ピッチに入る齋藤に対し、横浜FMサポーターは大ブーイング…。
移籍金なしでライバルチームへ渡った生え抜き選手に対する、ファンの容赦ない反応だった。
拍手も聞こえるが、やはりブーイングがスタジアムを覆っている。一人の選手が登場しただけで、これだけスタジアムがザワつくのは日本では珍しいかもしれない。
川崎でのデビュー戦となった齋藤。それでもところどころでキレのあるプレーを見せチャンスを作ると、横浜FMサポーターからその都度ブーイングを受けていた。
試合後、齋藤は「ラスト15分の時間でしたけど、自分が出た意味というのは結果を残してほしいということなので、そこでうまくいかなかったので悔しい部分が大きかったですね」とコメント。
また、復帰戦の相手が横浜FMになったことについては「ここに合わせてリハビリしてきたわけではなかったけど、本当に少しでも早くするためにいろいろなことをしてきて、周りのサポートも受けて、そういうことをやってきて相手が横浜FMというのは感じるものがあった」と振り返っている。
なお、試合は1-1のまま終了している。
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