【MLB】大谷翔平、本拠地初登板で7回1安打無失点12K! 2勝目権利持って降板

本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初安打の場面では本拠地スタンディングオベーション

 エンゼルスの大谷翔平が8日(日本時間9日)、アスレチックス戦で本拠地初先発登板に臨み、先頭から19者連続斬りという圧巻の投球を見せた。7回1死から初安打を浴びたが、毎回の12三振を奪う好投。7回91球、1安打1四球12奪三振で2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

 ここまで衝撃的なデビューを見せた二刀流右腕は本拠地初登板も圧巻だった。初回先頭のジョイスをスプリットで空振り三振に仕留めると、セミエンを154キロのストレート、ラウリーをスプリットで空振り三振に。2点の援護を受けた直後の2回はデービスを中直、オルソンをスプリットで空振り三振、チャップマンは左飛とした。さらに3回はルクロイを156キロストレートで一邪飛、ピスコッティをスプリットで空振り三振、スモリンスキーもスプリットで空振り三振に。

 エンゼルスが3回裏にトラウトのソロ弾でリードを3点に広げると、大谷は4回もジョイスを一ゴロ、セミエンを160キロのストレートで空振り三振、ラウリーを二ゴロで打ち取った。その裏、エンゼルスはさらに2点を加点し、5-0に。その後、大谷は5回、デービスを158キロのストレートで空振り三振、オルソンを159キロのストレートで空振り三振、チャップマンをスプリットで空振り三振と、圧巻の3者連続三振とした。

 6回もルクロイを右飛、ピスコッティを二ゴロに打ち取ると、スモリンスキーはスプリットで空振り三振に仕留めた大谷は7回も先頭のジョイスを遊直に打ち取ったが、セミエンに左前安打を浴び、完全投球が途切れた。ラウリーも四球で無死一、二塁としたが、デービスを投ゴロ、オルソンをスプリットで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。

 大谷はこの回で降板。7回91球を投げ、1安打1四球で無失点、毎回の12奪三振という圧巻の投球を見せた。初安打を浴びた場面ではスタンドからスタンディングオベーションも。本拠地に詰めかけた4万4742人のファンは二刀流右腕の好投に熱狂した。

(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2