8回裏一挙6得点のレッドソックスがレイズに逆転勝利

【レイズ7-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

開幕カードで激突したレイズとレッドソックス。開幕戦ではレイズがレッドソックスのリリーフ陣を攻略し、逆転勝利を収めたが、それ以降はレイズが7連敗、レッドソックスが7連勝と対照的な戦いを続けている。日本時間4月9日に行われた試合では、8回表終了時点でレイズが7対2と5点をリードしていたものの、8回裏にレッドソックスがヒット7本を集中させて大量6点のビッグイニングを作り、大逆転。開幕戦のリベンジと言わんばかりの逆転劇でレッドソックスが試合を制し、連勝を8に伸ばした。

8回裏のレッドソックスは、先頭のハンリー・ラミレスがヒットで出塁したものの、J.D.マルティネスとブロック・ホルトが凡退して二死一塁。しかし、ミッチ・モアランドのタイムリー二塁打で1点を返すと、エドゥアルド・ヌニェス、ラファエル・ディバース、クリスチャン・バスケス、ムーニー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディと、モアランドを含めて6連打が飛び出し、逆転に成功した。レイズのクローザー、アレックス・コロメイから同点打を放ったベッツは「1点ずつ返していこうと考えていたんだ。コロメイは攻略が難しい投手だけど、今日の僕たちは良いスイングができていたね」とコメント。一方、連敗を止めるべく8回途中からコロメイを投入したレイズだったが、波に乗ったレッドソックス打線の勢いを止めることはできず、泥沼の連敗は8に伸びてしまった。

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