正式な指揮官が不在となっているイタリア代表だが、その座にゼニトのロベルト・マンチーニ監督が就任する可能性が高そうだ。
60年ぶりの屈辱を味わったロシアW杯の予選敗退を機に、EURO2016後からチームを率いてきたジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任したイタリア代表。現在、ルイジ・ディ・ビアージョ監督が暫定指揮官を務めている。新指揮官の候補には、カルロ・アンチェロッティ氏やアントニオ・コンテ現チェルシー監督などが挙がっていたが、イタリアサッカー連盟(FIGC)はマンチーニ監督に未来を託すことで意思を固めた。伊『SPORT MEDIASET』など、複数の地元メディアが伝えている。
同メディアらによると、マンチーニ監督は関係者と会談を行うため、8日の午後にローマを訪問。イタリア代表の指揮官就任へ向けて、話を進める予定となっているようだ。さらに、ゼニトと2020年6月までの契約を残しているが、ロシア・プレミアリーグ終了後にも、クラブの経営陣へ辞任を申し出るという。
FIGCのアレッサンドロ・コスタクルタ氏が、イタリア代表の新指揮官が発表されるXデーは5月20日と明かしている。残り1ヶ月半を切ったが、このままマンチーニ監督の就任で話は無事に決着するのか。今後の動向にも注目が集まる。
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