現在ドルトムントでプレイするMF香川真司には、マンチェスター・ユナイテッドで満足なシーズンを過ごせなかった苦い記憶がある。香川を獲得した当時のマンU指揮官アレックス・ファーガソン氏は能力を高く評価していたが、その後就任したデイビッド・モイーズやルイ・ファン・ハールのスタイルに香川は合わなかった。不運も重なったが、香川のプレミアリーグ挑戦はほろ苦いものとなってしまった。
しかし、今でも香川はイングランドから高い評価を受けている。先日にはエヴァートンとウェストハムが今夏に香川獲得に動く可能性があるとの話題が浮上したが、英『HITC』は14位と苦戦しているウェストハムに香川獲得へ動くべきだと訴えている。
同メディアは、「日本人MFは今季ドルトムントで6ゴール7アシストを記録しており、彼のクオリティはウェストハムの攻撃を著しく強化することになるだろう。もしモイーズがアルナウトビッチ、ランジーニ、香川を来季スタメンに並べるのであれば、もう創造性や才能が不足しているとの不満は漏れないはず」と香川の才能を絶賛している。
ウェストハムを指揮しているのがモイーズのため、香川が再び同指揮官の下へ向かう可能性は低い。しかし香川が今でも高い評価を受けているのは確かで、チームスタイルさえ合えばプレミアリーグでも問題なく戦えるだけの才能は有しているはずだ。
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