高橋メアリージュンさんが一日署長 交通安全呼び掛け

 鎌倉署は9日、春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせてキャンペーンを行い、女優の高橋メアリージュンさんが一日署長に就任した。

 鎌倉が舞台のテレビドラマに4月から出演することが縁で任命された高橋さんは「命より価値のあるものはない。交通事故ゼロを目指しましょう」と同署前であいさつ。人力車に乗ってJR鎌倉駅前などをパレードし、同駅東口では駅利用者らに自転車の交通ルールが書かれたトイレットペーパーを手渡した。高橋さんは「一瞬の隙で、人の一生を奪いかねない大事故が起きる。身近な人と気を付け合ってほしい」と交通安全意識の向上を呼び掛けた。

 関係団体から約50人が参加。同署の宮村栄署長は「安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向け、今後もまい進していきたい」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社