さかなクン、ガレと海を語る ポーラ美術館で1日館長 箱根町・湯河原町・真鶴町

自身の似顔絵にサインを添える

 東京海洋大学客員准教授のさかなクンが3月24日にポーラ美術館の1日館長を務めた。同館では現在ガラス工芸作家、エミール・ガレの特別展を開催しており、クラゲやタツノオトシゴなど海の生き物がモチーフになっている作品もある。

 「ギョギョギョ」の声で登場したさかなクンは模造紙にペンを走らせ、ワカメの光合成や、海を浄化するプランクトンの働きを解説。大船の寿司屋で魚の絵を描いた事がテレビ出演のきっかけになった思い出も振り返った。親子連れには「(海の生き物をガラスに刻んだ)ガレのように、ぜひ感動を形にして。触れたり嗅いだりしてもいい」と語りかけていた。

© 株式会社タウンニュース社