JFEスチール千葉地区、「さくらまつり」に5500人

 JFEスチールの東日本製鉄所千葉地区(千葉市)で7、8日の両日、恒例の「JFEさくらまつり」が開かれた。今年はわずかに花が残る葉桜のもとでの開催となったが、両日とも天候に恵まれたこともあり、2日間で計約5500人と昨年を上回る多くの家族連れらで賑わった。

 JFEさくらまつりは今年で通算8回目。初日に約2千人、2日目に約3500人が訪れた。

 会場となったスチール研究所前の「さくら通り」には29本の桜が植樹されている。市民らは桜の木の下で弁当を広げたり、20の模擬店や千葉交響楽団メンバーによる親子コンサートなど各種催しを楽しんだ。

 4月に就任した斉藤輝弘東日本製鉄所長(専務)ら幹部も会場を訪ねた。

 JFEさくらまつりは2000年に開始。05~15年は会場周辺の再開発に伴い開催を見送っていたが、市民らの要望を受け16年に再開した。今年は再開以降では来場者数が最高となった。

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