フジクラ・ダイヤケーブル、福井工場の使用電力を再生可能エネに切替え

 フジクラは9日、連結子会社の産業用電線メーカーであるフジクラ・ダイヤケーブル(本社・東京都中央区、社長・久下忠利氏)の福井工場(福井県福井市)の使用電力を風力、太陽光など再生可能エネルギーに完全に切り替えたと発表した。環境貢献のため北陸電力に割増金を支払い、再生可能エネルギー100%で構成される電力を購入するなどしている。

 フジクラグループでは地球環境への負荷を最小化するため、2050年に工場からのCO2排出ゼロにチャレンジしており、今回のフジクラ・ダイヤケーブルでのCO2排出ゼロの電力購入はその一環としての取り組み。すでに東京都江東区のフジクラ本社ビルの使用電力は再生可能エネルギー100%となっている。同社では「今後も再生可能エネルギーの導入を通じてCO2の削減に継続して取り組んでいく」としている。

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