日ハム、上沢が7回1失点の好投で快勝 鷹は東浜が開幕2連敗で借金生活逆戻り

7回1失点の好投で今季初勝利を挙げた日本ハム・上沢直之【画像:(C)PLM】

上沢は7回まで鷹打線を5安打に抑え、7個の三振を奪った

 日本ハムが敵地で快勝した。10日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。先発の上沢直之投手が7回まで鷹打線を1失点に封じると、打線は清水優心捕手の第3号ソロなどで小刻みに加点。4-1で勝利し、貯金を再び2とした。

 上沢の好投が光った。初回、先頭の本多に左前安打を許し、続く今宮の犠打で1死二塁とされたが、柳田を空振り三振、内川を捕邪飛。2回以降も走者こそ出しながらも、7個の三振を奪った。6回にデスパイネにソロを浴び、初登板から続けていた無失点こそ途切れたものの、7回5安打1失点で今季初勝利をマークした。

 打線は4回に横尾、清水、中島、西川の4連打で1点を先制。6回に、昨季まで通算1本塁打だった清水が早くも今季3号となるソロを放って加点。7回に中田のソロで1点を加えると、8回には横尾の中前適時打でリードを広げた。

 ソフトバンクは先発の東浜が7回138球を投げながらも、2発のソロなどに沈み3失点。昨季の最多勝右腕は開幕2連敗となり「今日は、ストレートが抜けていてピッチングを組み立てるのに苦労しました。何とか変化球を中心に粘り強くと思いましたが、今日の自分ではあれがいっぱいいっぱいでした。ただ、HRだけは相手に勢いを与えてしまうので避けないといけなかったです」とコメント。打線も度々走者を出しながらも、奪った得点はデスパイネの今季初本塁打となるソロの1点のみ。再び借金生活に逆戻りとなった。

(Full-Count編集部)

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