浦和レッズに所属する日本代表DF槙野智章が、先日同代表の指揮官を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督へ感謝の意を綴った。
日本サッカー協会（JFA）は9日、緊急記者会見を開き、ハリルホジッチ監督との契約を7日付で解除し、技術委員長の西野朗氏が後任を務めることを発表。思うような結果を残せず苦しい時期が続いていた日本代表だが、ロシアW杯まで残り2ヶ月となったこの時期に、JFAは急転直下の交代劇を披露した。
今回の発表を受けて、10日に自身の公式Instagramを更新した槙野は、SNS上で次のような想いを明かしている。
「彼からは、たくさんの事を学びました。たくさん話しました。たくさん怒られました。たくさん褒められました。たくさん笑いました。たくさんムカつきました。でも、彼のおかげでたくさん成長出来ました。今の僕がいるのは紛れもなく、日本代表として、ハリルJAPANとして、あなたからのご指導があったからです。心から感謝しています。Merci‼︎ヴァイード‼︎」
クラブでは、元ブラジル代表FWフッキ（上海上港）らを抑えて浦和のアジア制覇に貢献したり、2度の欧州遠征では、高い対人能力などを発揮し、海外メディアから高い評価を得たりしていた槙野。ハリルホジッチ監督がこの3年間、常々言ってきた「デュエル」の面で、最も成長してきた選手の1人と言っても過言ではない。
その結果、アジア最終予選ではベンチを温める日々が続いていた槙野だが、指揮官の信頼を勝ち取り、ここ数試合はスタメン出場が続いていた。恩師ハリルホジッチ監督の分まで、槙野は本大会で飛躍を遂げることができるのか。
