11日(水)に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグ。
ホームでの1stレグを0-3で落としたユヴェントスは、三連覇を目指すレアル・マドリーのホームに乗り込んだ。
試合は第1戦で決着がついていたかに思われたが、前日のローマ同様、ユヴェントスが意地を見せる!
キックオフ直後の2分、マリオ・マンジュキッチが先制点をあげると、37分にも追加点。そして60分にはブレーズ・マテュイディが3点目をあげ、なんと30分を残し3-3の同点に。
なおもユヴェントスのペースで進み、試合は後半アディショナルタイムへ。
すると90+3分、メフディ・ベナティアがルーカス・バスケスを倒したとしてマドリーにPKの判定!非常に微妙なジャッジにキャプテンのジャンルイージ・ブッフォンは主審に猛抗議し、退場に…。
ヴォイチェフ・シュチェスニが時間をかけながら登場しマドリーにプレッシャーを与えるも、クリスティアーノ・ロナウドがこれを難しいコースにしっかりと決め、土壇場でマドリーがゴールを奪うことに成功。
結局この直後に試合は終了となり、アグリゲートスコア4-3でマドリーが準決勝進出を決めた。
前日のローマ対バルセロナ戦に続き、スペイン勢を相手に意地を見せたユヴェントス。
ブッフォンにとってはこれがCLで117試合目で初の退場であるが、紳士的なブッフォンがこうした行為でレッドカードをもらうこと自体が珍しい。今夏限りでの引退も噂されており、これが最後のCLということになる可能性も…。
一方、マドリーはこれで8シーズン連続となる準決勝進出。前人未到の三連覇に向け、着実に駒を進めている。