髙梨沙羅さんと髙木美帆さんに横浜市スポーツ栄誉賞 横浜市青葉区

受賞の喜びを語る高梨さん(左)と高木さん

 横浜市は平昌冬季五輪に出場し、メダルを獲得した高梨沙羅さんと高木美帆さん、本橋麻里さんの3人に横浜市スポーツ栄誉賞を贈呈した。

 五輪で3位までに入賞するなど顕著な功績を残した横浜市ゆかりの選手に贈られる同賞。3人とも青葉区にキャンパスのある日本体育大学出身であることから選ばれた。

 本橋さんは欠席だったが、高梨さんは4月2日に、高木さんは4日に市役所で行われた贈呈式に参加。林文子市長のほか、市会の松本研議長、市体育協会の山口宏会長に五輪の結果を報告した。

 スキージャンプ女子で銅メダルを獲得した高梨さん。目標の金メダルには届かなかった悔しさを話しつつ、「このメダルの色を金色に変えて戻ってこられるように、4年後の北京を目指していく」と抱負を語った。競技が多忙で横浜に来ることは少なかったと話すが、青葉台で友人と食事をしたり、パン屋などを巡っていた思い出も。「プライベートでも遊びに来たい」と話していた。

 スピードスケート女子団体追い抜きで金、1500mで銀、1000mで銅メダルだった高木さん。団体追い抜きでは「チーム一丸となってとれた金メダルに喜びを感じている」と感想を述べた。また、「(学生の)4年間は大変な時や苦しい時もあったけれど、横浜で過ごせて良かった」と振り返った。高木さんは今回の表彰を受け、「次の目標を見据えて頑張っていきたい」と話していた。

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