北松小値賀町の野崎島をテーマにした写真と水彩画の展示会が、同町の親和銀行小値賀支店（一釣淳支店長）で開かれている。２７日まで。
構成資産の一つに「野崎島の集落跡」がある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録が期待される中、島へ足を運んでもらう契機にしようと企画した。展示しているのは、昨年８～１０月に募集審査した町主催コンテストの応募作品計２４点。
旧野首教会や海岸、島内に生息する鹿などがモチーフとなっており、来店した人たちが見入っている。町内の宿泊業、岩永太陽さん（３７）は「町内に住みながらも行く機会は少ないが、作品を見て野崎の美しさを再認識できた」と話した。
