ロアッソMF田辺 けが回復、試合復帰に意欲

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けがから復帰し、試合出場を目指して練習に励む田辺圭佑(9)

 MF田辺圭佑が開幕戦の山口戦以来の試合出場に向けて、一から練習に力を入れている。

 田辺は今季、J3琉球からロアッソ入り。「自分の力が通用するだろうか」。上位リーグでのチャレンジに不安があったが、シーズン前からのアピールが功を奏し、開幕戦は先発フル出場。1-4と大敗したリベンジを次節徳島戦でと誓っていた最中、練習で左足首を捻挫し、1カ月余り離脱していた。

 当時の心境を「自信を付けてきていたので、もったいない、残念という気持ちしかなかった」と振り返る。その時、落ち込む田辺を見て藤本主税コーチが「いっぱいいっぱいになっている。もう少しリラックスしていいんじゃないか」と声を掛けてくれたという。「主税さんの言葉で楽になった」。焦る気持ちを抑え、じっくりけがを治した。

 沖縄で離れて暮らしていた妻も3月下旬に熊本に越してきた。私生活が落ち着き、心に余裕も生まれた。

 さらに、毎日練習を見に来てくれるサポーターの存在も大きかった。「こんなに応援してもらったことはない。頑張る気持ちが湧いてくる」。エネルギーを充電した田辺が、チーム内の競争を活性化させれば白星も増えるはずだ。(野島弘宣)

(2018年4月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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