多能工育成施設「達工房」が職業訓練に認定

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 マンションの大規模修繕工事を専業とする太陽(さいたま市)はこのほど、同社が設立した多能工育成の研修施設「達工房(とおるこうぼう)」が3月に埼玉県知事より「認定職業訓練」の認可を取得したと発表した。

 同校では、材料メーカーや一般社団法人大規模修繕工事・優良職人支援機構(東京都豊島区)などの協力のもと、教科書・動画マニュアル・技術指導マニュアルといった教育補助の育成スキームを構築。これまで現場見習い期間とされていた時間を、技術研修(OFFJT)と現場での実践研修(OJT)にあて、2年間で修繕工事に必要な5つの技能(塗装・下地補修・防水・塩ビシート貼り・シーリング)の習得を目指す。

 研修生と正社員契約を結ぶことで安定した収入を保証。卒業後は独立に向けた支援を行い、キャリアプラン形成をサポートする。

 同社は、多能工の育成が人手不足解消とコスト削減、工期短縮につながるとして、今後は業界に今回の育成手法を普及させ、慢性的な職人不足の解決を図っていくという。