工房全壊乗り越え個展 熊本の水引工芸家・内野さん 14日から 鹿児島市

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明治維新150年特集

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 熊本市の水引工芸家内野敏子さん(55)が、鹿児島市名山町のギャラリー「レトロフトMuseo(ムゼオ)」で14日から作品展を開く。2年前の熊本地震を経て「好きだからこの道を続ける」と気持ちが定まり、創作に励んできた。伝統技法による美しさを大切にしつつ、新たな造形に挑戦した作品や小物を展示する。22日まで。
 内野さんは、1995年から水引工芸家として活動する。熊本地震では熊本市内で借りていた工房が全壊。現在は自宅を拠点にしている。
 被災後、助けになったのは、水引がつないだ人の輪だった。2012年以降、東日本大震災の被災地で開いてきたワークショップを通じて知り合った宮城県のボランティア仲間をはじめとする友人たちが、残った商品の販売を引き受けるなど手を差し伸べてくれた。
 15、21の両日午後1~3時はワークショップがある。先着各8人。材料費込み2500円。14、22日も会場に立つ。レトロフトムゼオ=099(223)5066

「水引は日本人の根底にある美意識に訴えかける力があると思う」と話す内野敏子さん=鹿児島市名山町のレトロフトムゼオ
水引で作ったピンブローチやシールなどの小物類

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