今季よりローマを率いているエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督。10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝(2ndレグ)ではバルセロナの弱点である高さを活かした攻撃で準決勝進出を手繰り寄せるなど、卓越した手腕を発揮している。
現役時代もローマに在籍していた同監督だが、今季は同監督がチャンピオンズリーグ(以下CL)のタイトルを勝ち取るかもしれない。ある人物が現役時代を過ごしたクラブに指揮官として舞い戻り、就任1年目でCL優勝を成し遂げたケースは、直近10シーズンに限定しても4回ある。該当事例は以下の通り。
①2008-2009シーズン ジョゼップ・グアルディオラ監督(当時バルセロナ)
②2011-2012シーズン ロベルト・ディ・マッテオ監督(当時チェルシー)
③2014-2015シーズン ルイス・エンリケ監督(当時バルセロナ)
④2015-2016シーズン ジネディーヌ・ジダン監督(当時・現レアル・マドリード)
今季のCL準決勝に勝ち残った指揮官の中で、前述のデータに該当するのはディ・フランチェスコ監督のみである。就任1年目で奇跡を起こすのだろうか。
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