鹿島アントラーズは14日、明治安田生命J1リーグの第8節で名古屋グランパスをホームへ迎え入れた。試合は、エースの金崎夢生が2ゴールを決めた鹿島が、2-0で名古屋を撃破。公式戦5試合ぶりの白星を獲得し、今季リーグ戦3勝目を挙げた。
試合後、インタビューに応じた鹿島の大岩剛監督は「いろいろなことがあるなかで、今日の試合の重要性を選手に伝えて試合に臨んだ。気持ちの面も含めて、選手たちがピッチで示したプレイがすべてを物語っている。サポーターのみなさんもあれだけの応援をしてくれ、勝利を届けることができてよかった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。
第8節にしてようやく、リーグ戦で今季初の複数得点を記録した鹿島。大岩監督は攻撃面を「チャンスを多く作れたことを第一に評価したい。金崎が得点をする機会が多いが、その他の選手の動き出しや3人目の動き、敵を引き付ける動きもできていた。それが得点につながっているところも見逃せない」と評価しつつ「これを続けること。次のACL、リーグ戦につなげていきたい」と語った。
また、怪我から復帰し、この一戦で開幕戦以来の出場を果たした内田篤人も「結果が出て良かった。前線の選手がよく頑張って走っていたと思う。ここで一つ結果が出た。次は中2日でACLがあって、すぐに川崎戦が来る。気を緩めずにやっていきたい」と話している。