『ESPN』など各メディアは14日、「ジネディーヌ・ジダン監督は、レアル・マドリーは嫉妬されていると話した」と報じた。
先日行われたチャンピオンズリーグでユヴェントスを破り、準決勝に駒を進めたレアル・マドリー。
しかし2ndレグではアディショナルタイムにPKを獲得し、ユヴェントスの守護神ブッフォンがそれに対する抗議で退場するという場面も。
そのため、口さがない人々は『判定に助けられた泥棒』とレアル・マドリーを激しく揶揄した。
レアル・マドリーのジダン監督はそれについて以下のように話し、世界最高のクラブは嫉妬されるものだと反撃したという。
ジネディーヌ・ジダン 「アンチ・マドリディスタはいるのだ。我々はそれを変えられない。
我々はただ、自分たちがやっていることを続けていくだけだ。仕事をやっていくだけだ。
誰も、クラブの歴史を変えることはできない。書かれていること、言われていることにかかわらず、これは世界最高のクラブだ。
そして最高であるとき、そこには嫉妬がぶつけられる。
誰もが自分たちの求めるように判断できるものだ。もしあれがペナルティキックであるか、そうでないかに限らずだ。
『泥棒』と言われた時には怒りを覚える。私は選手たちを守る。我々は突破するに値した。
人々が話すのは当然だ。私は『泥棒』と言われることは理解できない。
ユヴェントスは素晴らしいプレーをした。しかし我々が突破に値した。準決勝に進んだ。
3日経っても同じことが話されているのは、あまりにも過剰である。
私は残念だよ。我々が審判のおかげで突破できたと言われることにはね。
ペナルティキックについて話すことはできる。私にとっては、それはそうだ。しかし他の人にとってはそうではない。私は、我々が審判のおかげで勝ったとは思っていない。泥棒でもない。
サッカーの美しいところは、なんでも起こり得ることだ。我々は悪い試合をしていなかった。いい試合をしていたよ。
しかしボールが入らなかったし、幾つかの不安も作られた。しかしそのようなことは良いよ。エキサイティングじゃないか。そして最終的には、我々が突破した。
人々はレアル・マドリーに対してしつこい。しかし、我々はそれに対して何もできない。
我々は自分の仕事をして、いい準備をすることしかできない。我々はいいプレーをしたと思っているし、2試合の結果で上回るに値した」
(ブッフォンについて)
「彼は言えることを言った。熱くなった瞬間だった。私は彼の感覚を受け入れなければならないね」