〔高齢者交通事故死者〕2018年3月末現在は507人で全体の60%、前年比40人増

警察庁が4月13日に発表した、2018年3月末現在の交通事故統計によると、全国の65歳以上の高齢者交通事故死者は累計507人となり、総数(845人)の60%を占めています。前年同月比では40人増(総数は28人減)、3月単月では163人(+6)となっています。
都道府県別では22都道府県で減少、16府県で増加していて、最多は千葉県31人(+8)、埼玉県(+8)と愛知県(±0)の各30人、福岡県23人(±0)、最少は山形県1人(-4)、徳島県(-10)と京都府(-7)の各2人の順、また、島根県では3か月間の死者全員が高齢者となっています。

■2018年高齢者交通事故死者数(3月末現在:確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月:195人(+34)〈15人:千葉県〉
・ 2月:149人(± 0)〈11人:愛知県〉
・ 3月:163人(+ 6)〈11人:埼玉県・千葉県〉

・1日あたり5.63人/4.26時間に1人の割合
・年間死者数[総数比]:2017年2020人[54.7%]16年2138人[54.8%]15年2247人[54.6%]14年2193人[53.3%]13年2309人[52.6%]

【都道府県別】
全国  507人(+40)[総数比60%]

北海道  15人(-1) [45.5%]
青森県  7人(+3) [53.8%]
秋田県  5人(-1) [71.4%]
岩手県  15人(+2) [62.5%]
宮城県  10人(+2) [66.7%]
山形県  1人(-4) [33.3%]
福島県  12人(±0) [66.7%]
茨城県  19人(-3) [55.9%]
栃木県  17人(+8) [73.9%]
群馬県  4人(-2) [44.4%]
埼玉県  30人(+8) [54.5%]
千葉県  31人(+8) [58.5%]
東京都  12人(-3) [35.3%]
神奈川県 22人(+8) [59.5%]
山梨県  6人(±0) [66.7%]
長野県  7人(-8) [53.8%]
新潟県  16人(+9) [80%]
富山県  4人(-6) [44.4%]
石川県  7人(+3) [77.8%]
福井県  7人(-1) [77.8%]
静岡県  10人(-13)[50%]
愛知県  30人(±0) [69.8%]
三重県  15人(±0) [78.9%]
岐阜県  15人(-5) [62.5%]
滋賀県  6人(-2) [66.7%]
奈良県  6人(+3) [66.7%]
和歌山県 4人(±0) [57.1%]
大阪府  20人(+4) [52.6%]
京都府  2人(-7) [33.3%]
兵庫県  20人(-4) [62.5%]
岡山県  9人(-7) [50%]
広島県  20人(+5) [71.4%]
鳥取県  4人(±0) [66.7%]
島根県  3人(-3) [100%]
山口県  6人(±0) [66.7%]
徳島県  2人(-10)[33.3%]
香川県  8人(-2) [80%]
愛媛県  5人(-5) [38.5%]
高知県  7人(-2) [87.5%]
福岡県  23人(±0) [76.7%]
佐賀県  4人(±0) [50%]
長崎県  4人(-4) [57.1%]
熊本県  8人(-3) [57.1%]
大分県  6人(+2) [85.7%]
宮崎県  12人(+4) [66.7%]
鹿児島県 8人(+7) [50%]
沖縄県  3人(+1) [30%]

【ワースト3】
<総数>
1位:31人 千葉県(+8)
2位:30人 埼玉県(+8)・愛知県(±0)
3位:23人 福岡県(±0)

<増減数>
1位:+9 新潟県(16人)
2位:+8 千葉県(31人)・埼玉県(30人)・神奈川県(22人)・栃木県(17人)
3位:+7 鹿児島県(8人)

<高齢者率>
1位:島根県(100%)
2位:高知県(87.5%)
3位:大分県(85.7%)

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