ロアッソ熊本 「熊本地震復興支援マッチ」

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試合前、ピッチで「舟唄」を歌う八代亜紀さん
サッカー教室で子どもたちと触れ合う東京五輪男子日本代表の森保一監督(中央)=県民総合運動公園補助競技場
GK内山圭(手前左)からグッズを受け取り入場する益城町テクノ仮設団地の住民ら

八代亜紀さん しみじみ熱唱

 熊本-東京Vの対戦前には、歌手の八代亜紀さんがピッチでスペシャルライブを開催した。自身の名前にちなんだ番号「846」入りのユニホーム姿で登場。ヒット曲「舟唄」など3曲をしっとりと歌い上げ、熊本地震を踏まえ「みんなで助け合って前に進もうね」と観衆に語りかけた。

 ロアッソOBと芸能人の両チームの前座試合もあり、ロアッソOBでは矢野大輔さんや福王忠世さんら懐かしい面々が出場。巧みなドリブルやシュートなどを見せ、客席から拍手が湧いた。

サッカー教室に笑顔の絆

 熊本地震復興支援マッチの一環として、2020年東京五輪のサッカー日本代表の森保一監督らが県民総合運動公園でサッカー教室を開き、小学生約100人がミニゲームを楽しんだ。

 森保監督やJ1のFC東京で活躍した石川直宏さんらが学年別のゲームに加わり、「狙いをつけてボールを奪おう」などと助言。出水南小3年の竹永悠真君は「テレビに出る人と一緒にプレーできた」と笑顔を見せた。

 スタジアムでの募金活動にも参加した石川さんは「子どもたちの笑顔にサッカーの絆で改めて一つになれると感じた」。森保監督は「復興へ頑張る方々に寄り添い、共に歩きたい」と誓った。

選手会が益城の被災者招待

 熊本地震復興支援マッチには、益城町のテクノ仮設団地に住む被災者38人がロアッソ選手会に招待され、熱戦を満喫した。一行はバスで会場に到着すると、DF林珍佑(イム・ジンウ)、GK内山圭からサイン入りの応援フラッグなどのグッズを受け取り、一緒に記念撮影に収まった。

 友人と観戦した櫻井玲子さん(74)は「地震から2年になるが、被災者を忘れないでいてくれるのがうれしい」と感謝。応援フラッグを手に大きな声援を送っていた。

(2018年4月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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