「東京五輪も 結婚、出産も」 レスリング・吉田沙保里選手 揺れる思いを玉名で語る

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「レスリングを通して国内外にたくさんの友人ができた」と語る吉田沙保里選手=玉名市

 五輪3連覇を含む世界大会16連覇、個人戦206連勝の記録を持つレスリング女子の吉田沙保里選手(35)が14日、玉名市でトークイベントに出席。2020年東京五輪について「出たい思いはあるが、まだどうなるか分からない」と語った。

 吉田選手は、父親の厳しい指導、ライバル山本聖子選手への挑戦、柔道の谷亮子選手へのあこがれなど競技人生の思い出を紹介。「勝つことが応援してくれた人への恩返しだった」「壁やつらい事にぶつかるのは生きている証拠。目標や夢を持った方が人生は楽しい」と述べた。

 五輪4連覇を逃した16年リオデジャネイロ五輪の後は戦列を離れている。東京五輪を「アスリートの夢」としながら「後輩たちも力を付けている。女性として結婚や出産を望む気持ちもある」と揺れる心情を明かした。

 東京五輪・パラリンピックのキャンプ誘致に向けた機運を高めようと玉名市が招き、桃田運動公園総合体育館で約450人が聞いた。15日は、バレーボール女子の元日本代表メンバーで、12年ロンドン五輪の銅メダル獲得に貢献した佐野優子さんのバレー教室もあった。(蔵原博康)

(2018年4月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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