雪が舞うPNCパークでロッキーズが快勝 マルケス今季初勝利

【ロッキーズ6-2パイレーツ】@PNCパーク

気温2度という寒さのなかで行われたロッキーズ対パイレーツの一戦は、試合途中で雪が舞うシーンも見られたものの、ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは寒さの影響で本来のピッチングができなかった過去の登板の反省を生かして6回2失点の好投。打線はクリス・アイアネッタの先制タイムリー二塁打、トレバー・ストーリーの4号スリーラン、チャーリー・ブラックモンの7号ソロなどで効果的に得点を挙げてマルケスを援護し、ロッキーズが6対2で快勝した。

マルケスは氷点下2度という極寒のなかで行われた日本時間4月7日のブレーブス戦で「感触が好きでない」という理由で長袖のアンダーシャツの着用を拒否。いつも通り半袖のアンダーシャツで試合に臨んだものの、寒さにより指先が感覚を失うなど、寒さの影響をもろに受け、5回途中7失点でノックアウトされていた。その反省を生かし、この試合では長袖のアンダーシャツを着用。寒さ対策を怠らず、パイレーツ打線を6回まで2点に封じてみせた。マルケスの頑張りを打線もしっかり援護し、初回にアイアネッタのタイムリー二塁打などで2点を先制。4回表にストーリーの4号スリーランでリードを5点に広げ、3点差で迎えた8回表にはブラックモンの7号ソロで突き放した。好投したマルケスは今季初勝利をマーク。ロッキーズは直近6試合で5勝と上昇気流に乗りつつある。

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