18日（水）に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第6節。
川崎フロンターレ対蔚山現代の試合が行われた等々力陸上競技場には、平日にもかかわらず8000人以上のファンが押し寄せた。
もちろん多くが川崎のサポーターであり、蔚山のサポーターはその一部に過ぎなかったが、ゴール裏には意外なユニフォームを着た人たちもいた。
これは…サガン鳥栖のサポーター！
実はこの日川崎が対戦した蔚山現代には、鳥栖のエースとして長く活躍したFW豊田陽平がローン移籍中。この試合で先発出場を飾っていた。
どうやら蔚山現代に武者修行中である豊田のプレーを一目見ようと、鳥栖のファンが等々力に足を運んでいたようだ。
スタジアムには「豊田陽平」という横断幕も。
他にも日本語で書かれたゲームフラッグが確認されており、日本在住の鳥栖ファンが来ていたことは間違いない。
そうした光景を見た豊田は試合後、ゴール裏に挨拶に来ていた。
鳥栖のサポーターにとって豊田がどれほど大きな存在であるのかが分かる一幕であった。
なお、豊田はこの試合で83分までプレー。チームはグループFを2位で通過し、ベスト16では水原三星と対戦する。
