「素晴らしい大会に」 地元関係者らが清掃活動 津久井浜海岸

 ウインドサーフィンのワールドカップ(W杯)が5月10日から開かれるのを前に、会場となる横須賀市の津久井浜海岸で18日、清掃活動が行われた。雨のため当初予定していた小学生の参加は見送られたが、地元の関係者ら約100人が砂浜などに落ちていたごみを集めた。

 W杯期間中に国内外から多くのトップ選手や観客が訪れることから、3月に設立されたNPO法人「津久井浜マリンスポーツ連盟」が実施。海岸には現在、昨年の台風21号の影響で多くの石が打ち上げられており、ウインドサーフィン愛好家や観光協会の関係者らが約1時間にわたって清掃活動に汗を流した。

 W杯は昨年に引き続き来月10日から15日まで6日間の日程で開かれる。同法人にとっても設立後初の活動で、選手としても出場する香村治彦さん(52)は「2年目ということで、いろんな課題をクリアしながら素晴らしい大会にしたい」と話した。 

雨の中、約1時間にわたってごみを集めた参加者ら=横須賀市の津久井浜海岸

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