長崎市の春を彩る「長崎帆船まつり」(実行委主催)が19日、長崎水辺の森公園など長崎港一帯で開幕した。勇壮な姿で入港する日露計3隻を、大勢の見物客が歓声を上げて出迎えた。まつりは23日まで。
19回目の今年はパラダ(ロシア)、観光丸、みらいへ(いずれも日本)が寄港。過去最少の3隻となったものの、「ドラえもん」が描かれた帆を張ったみらいへを先頭に、各帆船が女神大橋をくぐり港に近づくと、出島岸壁を埋めた見物客は手旗を振って歓迎した。カメラやスマートフォンで撮影を楽しむ姿もあちこちで見られた。
母親と来た西彼時津町の吉武涼音ちゃん(4)は「ドラえもんの船がよかった」とにっこり。夫婦で毎年足を運んでいるという長崎市西山3丁目の本多クミコさん(80)は「何度見ても迫力がある。乗組員が自分に手を振ってくれているようでうれしい」と話した。
まつり期間中、船内公開や帆船の夜間ライトアップを楽しめる。ディズニーのパレードや打ち上げ花火もある。
長崎港に勇壮な姿 23日まで長崎帆船まつり 「ドラえもん」柄の帆も
- Published
- 2018/04/20 00:25 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:51 (JST)
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