菅田将暉が親父と同級生のファンタ宣伝部長で「かんぱ~い!」

引く手あまたの大人気俳優・菅田将暉が19日、都内の日本大学理工学部で行われた「ファンタ60周年記念“カンパイ”特別授業」にサプライズ登場。ファンタ宣伝部長の菅田は、およそ40人の生徒から大きな声援を受けながら、特別講師の東京03・飯塚悟志とのトークで盛り上げた。

同イベントは、ファンタが日本で製造販売をして60年、同校が理工学部に改称して60年という偶然の一致を記念して開かれた。菅田は、「ちょうど父が60(歳)なので、(ファンタを)お父さんだと思えばいいのかな」と挨拶をして、さらなる不思議な縁を感じさせた。

新TVCM“ファンタ みんなのカンパイボトル”篇(15秒Ver)の放映、「ファンタ」60周年の振り返り、ファンタ学園『先生シリーズ』の過去の動画放映などがあったあとは、カンパイワードをトークテーマにした“カンパイボトルトーク”を展開。

カンパイワードの全21種類が入ったくじを菅田が引き、出たテーマに応じたトークセッションをするものだが、出たのは「#いい仕事した」。すると、「ちょっと真面目になっちゃうんですけど」と前置きしたうえで、「日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞をいただいたんです。実はいただいたときは、俺でいいんですか? って戸惑ったんですけど、周りがめちゃくちゃ喜んでくれて。そのとき、あっ、何か残せたのかな、いい仕事したなと(思った)」と振り返った。菅田は本年度のアカデミー賞で、映画『あゝ、荒野 前編』で主演男優のトップに立っている。

また、日常を楽しくする秘訣を聞かれると、「一見、不毛なことでも、それだけで笑ったり楽しかったりする」と、“らしい”コメント。「友だちと買い物をしているときに走りたくなって、走ったら友だちも走って付いてきて。なんで俺ら、買い物だけで息ハーハーしているだろう、みたいな」と、無邪気すぎる25歳の素顔をのぞかせた。

菅田から「走りたくなることありません?」と振られた飯塚は、「ありません。45歳のおじさんの全力疾走は見てられない。周りがドン引きですよ」と応答。東京03は仲がいいことで有名だが、ツアーで長崎に行った際、ホテル前に流れていた川を深夜、角田晃広と眺めながら酒を飲んでいると、豊本明長がミネラルウォーターを2本差しだしてきたと、ほのぼの実話を明かした。

最後は、生徒たちと菅田の「かんぱ~い!」という音頭で団結。笑顔に包まれた特別授業だった。(伊藤雅奈子)

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