『ラスカル』がユーチューブで「聖蹟桜ケ丘」の魅力紹介 多摩市

動画の撮影風景

 聖蹟桜ケ丘駅周辺の魅力を国内外の人たちにPRしようと動画「せいせき桜ケ丘STORY」がこのほど完成し、インターネットの動画サイト「YouTube」で公開されている。

 この動画は、多摩市と地域活性化に関する連携協定を結ぶ「日本アニメーション(株)」が市の委託を受けて製作。同社は、市内和田に製作スタジオを構え、『世界名作劇場』シリーズや『ちびまる子ちゃん』など数々の名作を生み出している。

 動画(7分14秒)は、同社の人気キャラクター「ラスカル」が聖蹟桜ケ丘駅周辺を訪れ、紹介するという内容。映画『耳をすませば』のモデルになったとされる金毘羅宮や桜ケ丘ロータリーなどの名所や、さくらまつりなどのイベントについて地域で活動している人たちに教えてもらう他、ラスカルとのコラボ商品なども紹介している。

 英語、中国語、韓国語の字幕版も用意されており、「YouTube」(市公式HPから外部リンク)以外にも、東京観光情報センターでも配信する予定だという。

国内外にPR

 市では、2015年に多摩センター地区の魅力をPRするための動画「ハローキティにあえる街PRビデオ」を製作しており、今回はその第2弾となる。

 市は、今年2月にラスカルを活用したマンホールを同駅周辺に設置しており、「今後もラスカルの世界観を活用して、国内外の旅行者に向けて、聖蹟桜ケ丘駅周辺の魅力をPRしていきたい」と話している。

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