19日に配信が開始された大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム「サカつく」の最新作、『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)。
Qolyでは、先週末に秋葉原で行われたセガフェス2018の生配信イベントに出演された山田理一郎プロデューサーと、ゲームに登場する元日本代表の久保竜彦さんにお話しをうかがうことができた。
インタビューでは「サカつく」の秘話、今なお日本中を騒がせているハリルホジッチ監督の解任劇やワールドカップ、皆さんから寄せられた質問など今が旬のネタを聞く…はずだったのだがQolyらしく大きく脱線。
その中で山田プロデューサーの尋常ではないほどのサッカー愛と野望、そして久保さんの口からはあっと驚く「壮大な計画」が明らかにされた。
コリー(以下Q):本日はこの場を設けていただいてありがとうございます。早速ですが、セガフェスでの生配信はいかがでしたか?
山田:短かったですねー、サンフレッチェ愛と久保竜彦は語り切れないですよ。1時間枠でほしいです。
Q:20分はあっという間ですね。実はインタビューを担当する私も今日広島から来たんです。私も山田さんのように昔から久保さんが大好きで。
久保:へー。
山田:最高じゃないですか。
広報さん:両方ストーカーですね(笑)
山田:いやいや、負けませんよ!
Q:事前に山田さんが久保さんと広島のファンだと聞いていたのですが、今日の生配信を見て、さらにこうしてお会いして、本当に詳しいというかガチのサポでびっくりしてます(笑)
山田:僕、東京にいるのに久保さんの情報を追いかけなきゃいけなくて難しいわけですよ。ほんとに。今でこそインターネットが発達していますけど、昔は映像なんか見られない。だから、苦心惨憺しました。オフィシャル情報誌をとってみたりとか、雑誌にちょっとでも久保さんの情報が出てたら買いましたもん。代表に呼ばれてどうなんや、みたいな。
久保:ははは。
Q:代表ではほんとやきもきしましたよねー。
山田:しますよね。サンフレッチェサポーター的には、「俺たちの久保はすげーんだぞ」と思ってるじゃないですか。見せてほしいけどなんか大人しい感じだし、試合出るとボールこねーし(笑)
Q:ループシュートがバーに当たったシーンとかありましたよね。スロバキア戦かな、2002年ワールドカップ前の。
山田:はいはい。
Q:あれが入ってたら未来は変わっていたのかなとか今でも思いますよ。
山田:本人を目の前に、僕らばっかり話してる(※)じゃないですか(笑)
(※)冒頭、熱烈な久保ファン2人による思い出話が繰り広げられたが長すぎるのでカット
なぜ今、久保竜彦なのか
Q:今回のサカつくには、久保さんが「地元チームを支えるベテラン選手」としてゲームに登場します。
山田:はい。
Q:生配信では、下部のカテゴリーでプレーする久保さん(当時JFLのツエーゲン金沢に所属)が想像できなくて、それがインスピレーションになった旨のことを話されてましたね。
山田:そうなんですよ。
Q:私も廿日市で現役に復帰するって聞いた時は本当に驚きました。また広島に戻ってきてくれて嬉しかったですが。
山田:そうそう。そういうのがいいと思ったから、自分のスタートするクラブのベテランとして久保さんが出るのがいいなって。名前を出したらアレだけど、中田英寿がそこをやるって違うじゃないですか。イメージがわかないと思うんですよ。久保さんだから、いろんな意味でグッとくるものがあって。
Q:久保さんはこの話を聞いた時どう思われました?
久保:なんでかなーって。
一同:(笑)
久保:昨日初めて(山田プロデューサーと)会って、飲んで…でこんな感じ。うわ、スゲーなって。
Q:(笑)
久保:ゲームもやったことなかったし。サカつくとか、(名前を)聞いてはいたけどまわりからの情報やったんで。こんだけ真剣に作ってるんだーっていうのを昨日…じゃない今日初めて知って、スゲーと思って(笑)
Q:生配信で「ぷよぷよ」をやったことがあると言われてましたが、それは本当なんですか?
久保:うん、ずーっとやってました’。
Q:正直それがびっくりです(笑)ただ今回の話を聞いて、すごくセガらしいなというのも感じたんです。セガって今までも勝負してくるじゃないですか。せがた三四郎の藤岡弘さんとか湯川専務とか、社内にそういう伝統というか土壌みたいなものがあるんですかね?
山田:「王道勝負」ができない会社なんですよ、言ってみたら。それは。
Q:比べるのは大変おこがましいですが、Qolyにもそういうところがありまして親近感が…(笑)
山田:昔でいったら任天堂という存在があってセガは二番手、みたいな感じがあって。プレイステーションが出た時も、セガサターンはそういう立ち位置だったし。サッカーにおいてもようはメインストリームなゲームじゃないですよね、サカつくって。王道ゲームはやっぱりアクションだったりとかで、選手が不満を言うようなゲームって王道にはならないですよ。
久保:…(感心して聞いている久保さん)
山田:ただ、今までもシンボリックなキャラクター、オシムさんだったりピクシー(ストイコヴィッチ)とか使いましたけど、そこに本田や香川がこない辺りがうちの会社…というかサカつくなんですよ、それが。ただスター選手を獲るようなゲームではない。自分なりの考えとか思い入れを発揮する、という感じのゲームだから。そういう意味では、僕が思い入れのある久保選手を使えたっていうのはサカつくっぽいというか、いいなって思いますよね。
久保:…(感心して聞いている久保さん)
山田:みんな好きなんですよ、オシムさんもそう。発信している内容を含めてすげーなって思ったし、ジェフのサッカーもすごかったですよね?
久保:うん、すごかった。
山田:センセーショナルだったよね。
Q:久保さんから見たオシムさんってどんな印象ですか?
久保:(力を込めて)デカかったですねー。
一同:(爆笑)
久保:ものすごいデカいんですよ。
山田:恰幅もあるしねー。
久保:そうそう。
山田:あの人に「走り過ぎても死ぬことはない」とか言われたら走らざるを得ないという気はしますよね。
久保:確かに。
山田:すごいインパクトありましたよね。ピクシーもそうで、Jリーグを見てる人にとってピクシーってすごい思い出だし、サンフレッチェファンからすると、ピクシーにどれだけ天皇杯でボコボコにされたか…。
久保:うん。
山田:それが監督をやってくれた、っていうのもすごく良かったから。そういう意味では、僕のわがままじゃないですけど(笑)、自分が好きな人たちを使えるってのは、いい仕事ですよね。
Q:いま気付きましたが、全部サンフレッチェ絡みですね(笑)。私もサカつくでは必ず久保さんを獲ってました。ただ、ゲーム上どうしても衰えて使えなくなる時があって…それが辛いんですよね。
山田:昔のサカつくは引退要素があって、今回もいろいろ考えたんですよね。引退していくことで入れ替わりが発生するじゃないですか。スマートフォンのゲームなんで、課金で手に入れた選手とかがそのまま引退して使えなくなるってことはもともと想定してないんです。でも、衰えて使えない瞬間があるっていうのはやっぱりユーザーにとってはマイナスかなと思って、引退っていう要素自体は止めたんですよね。ただそのかわり覚醒というか、もう一回レベル1からやり直すと…
Q:「限界突破」みたいな感じになると?
山田:そうそう、もともとレアリティが高い選手じゃなくても繰り返して使うことで能力値の上限が伸びて、っていう要素で引退というもののマイナス面をカバーしようと思って今回は。そういう仕組みにしましょうということにしたんですけどね。このあたりはアップデートで色々考えていきます。
久保、チェコで仕事を探していた
Q:ところで久保さん、今回の「サカつく」はスマートフォン用のアプリなんですが、Qolyには久保さんがガラケーなんじゃないかという質問がきてたんですが…。
久保:(無言)
山田:ガラケーですよ(笑)
広報さん:想定通りでした…。
Q:生配信イベントの最後に「ゲームをやります」と宣言されてましたが、どうされるんですか(笑)
山田:奥さんがスマートフォンらしいんで奥さんにやっていただこう…という話をしてます(笑)
久保:嫁やったらできるかなーみたいな(笑)
Q:奥さんは携帯ゲームとかよくされていたりするんですか?
久保:…知らん。
一同:(爆笑)
山田:娘さん持たれてます?
久保:上の子は持ってます。
Q:そうだ。久保さんのお子さん、すごいんですよねー。
山田:そうそう。
Q:上のお嬢さんは中学生くらいの時に広島のアンジュヴィオレという女子サッカークラブでプレーしてましたし、二番目のお子さんなんかはテニスが本当にすごいらしくて、なんかもう海外行っちゃうんじゃないかみたいな。
山田:サンフレッチェの携帯サイトのインタビューによると、久保さんチェコで仕事を探してるって。
Q:ええっ!?
山田:俺はもう衝撃ですね(笑)だってあんなにね、「海外の飯はまずい」とか言い続けてきた人が、子供のためだったらチェコで働こうって気になるのかと。
Q:久保さん、この話は本当なんですか?
久保:いや、今探してるんですけどねーホント。
一同:(爆笑)
Q:海外のご飯とかはもう大丈夫なんですかね?
山田:まずかったのはオーストラリアとかでしょ?
久保:オーストラリアはクソまずかったですね。でもたぶん、経費を抑えていたんですよ(笑)
一同:(笑)
久保:絶対そうやと思う。今はもう分かるけど、当時は「これがオーストラリア料理かー」って(笑)
山田:マジでサンフレッチェにお金がない時でしたからね。
久保:そうそう(笑)
山田:(エディ・)トムソン監督になって。
Q:オーストラリアの選手がたくさんいたのに?
久保:そう!
山田:オーストラリアの選手だってようはツテで呼べるから…ていうところがあったわけじゃないですか。
久保:うん。
山田:でも良かったですよ。財政難で前川和也さんとか代表クラスの選手たちはいなくなったけど、結果として久保さんとか下田崇さんとか服部公太さんとか山根巌さんとか。いろいろ出てきてきましたから。
Q:そこで山根さんですか(笑)
山田:久保さんといえば山根さんでしょう!
Q:個人的には大木勉さんとの絡みも好きでした。
山田:ベンさんね。あのコンビネーションはすごかったですね。不思議なくらい気が合ってて。
Q:今でも大木さんに会われたりします?
久保:会いますねー。しょっちゅう電話あるんですよ、酔っぱらうと電話かかってきて。
一同:(爆笑)
J1首位!サンフレッチェ広島について
Q:懐かしい名前も出ましたが、今年の広島はどうですか?すごく調子がいいですよね
久保:今年の広島はやっぱり堅いサッカーやなーって。なんていうんですかね、監督の意思が行き届いているというか。選手の立場だとあんまりやりたくないけど、短期間でこんだけまとめられるんやーっていうのは思いましたね。
Q:城福監督の甲府時代って残留争いがほとんどだったじゃないですか。現在の広島にも甲府の選手がけっこういますが、こんなに強いチームになるなんて想像できました?
久保:うーん。
山田:確かFC東京の監督から甲府の監督をやられるくらいの時に一回お話しをうかがったことがあって、もしクラブW杯とかに城福さんのチームが出て、相手がレアル・マドリーとか強いチームだった時にどういうサッカーで臨みます?と質問したんです。その時に城福さんは、「今まで積み上げてきたものをそこで変えるとはなかなか言えない」っておっしゃられてたんですよ。だけど今だったら違う答えが来るんじゃないかなっていう風に思ってます。
Q:なるほど。
山田:やっぱり甲府の時は現実をみていろんなサッカーをされてたと思うし、そこで引き出しが広がっての今があるのかなと。甲府でやってた守備のやり方とも違うし。なんか、あんまりサンフレッチェのサッカーを見ていない人もいるかもしれないから、言ってみたらアトレティコ・マドリーみたいな感じですよ。
一同:おー。
Q:シメオネ流の“闘うチーム”ってことですか?
山田:そうそう、そこが一番感じる部分ですよね。川辺が使われるんじゃなくて稲垣が使われるなんて辺りもやっぱりポイントだと思うんですよ。稲垣、青山という闘えるセンターハーフみたいなのがいて。みんなすごく走るし、球際もすごい厳しくいってるなと。闘えるチームだなっていうのはすごく印象としてはありますね。
Q:コリーで開幕前に予想したんですけど、私は残留争いなんて書いちゃって(汗)久保さんは順位予想とかされました?
久保:してないですねー。
山田:こんなに勝つとは思わなかったですね。ぎりぎりのところで拾ってる部分もたくさんありましたけど、それでも大したもんですよ。
久保:うん。
Q:勝負強いですもんね。
山田:選手の層の厚さでいったら、森保さんの時より今のほうが厚いのかなって実は思いますけどね。あんなにFW揃ってるのってないと思いますよ。今でいうとパトリックがいて、工藤がいて、ティーラシンなんかも。
久保:ティーラシン上手いですねー。
Q:久保さんから見たティーラシンというのは?
久保:いやー、あんなに上手いとは思わなかったですね。やっぱり“英雄”やなと(笑)
山田:体幹もすごいしっかりしてる感じだし、別格感あるくらいにすげーなって思いますよ。
サカつくの野望
Q:ティーラシンもそうですが、近年、アジア・提携国枠などの影響でJリーグにもいろいろな国から選手がやってきています。「サカつく」でもマーケティングみたいなものは意識されてますか?
山田:実は今回、香港でもゲームを出すことになってるんですけど、昔からメインストリームじゃない地域にすげー架空選手とそのプロフィールを作って仕込むのは僕の楽しみだったんです。「走る万里の長城 アンタンシェン」って、中国の。これは僕が生み出したスターなんです。
Q:アンタンシェン!使ってましたよ。
山田:201cmなんだけどドリブラーなんですよ。でかいけどポストプレー下手っていう(笑)
久保:(笑)
Q:ほんとにサカつくは世界各地、ものすごい範囲をカバーしてますよね。
山田:『フットボールマネージャー』っていうセガというか、欧州にあるセガグループのすごい有名なシミュレーションサッカーゲームがあるんですけど、こちらはすごい。世界中にファンがいてレポートをくれるんですよ。例えばタイのこの選手がこういう能力値で、週給が幾らでこんな選手だってプロフィールを送って、全世界の選手データが集まってくるんです、彼らのところに(笑)
久保:へー。
山田:スカウティングに使えるんじゃないかくらいの感じの勢いで。そのレベルまでいけたらすごいですよね、サカつくもね。
Q:実際にそこまでのことを考えてます?
山田:夢は描きますよやっぱり!
Q:過去にQolyの記事でも取り上げました(※)が、実際にゲームを使って選手を獲得するという事例も増えてて、決して非現実的な話ではないんですよね。
(※)「もはやスカウトは不要?プレミアリーグの各クラブ、サッカーゲーム提供のデータベースを利用したスカウティングへ」
(※)「人気ゲームを使って選手スカウティング!リアルにやってたクラブがあった」
山田:うん、実際のサッカーと関係性のあるゲームなんで、将来的には頑張りたいですね。まあスマートフォンでサカつくらしいサカつくが出るのは今回が初めてなんで、こっからスタートかなっていうふうには思ってます、僕的には。
「世界一になりたい」
Q:久保さんは現実の世界でプロサッカークラブを作ろうみたいなことを考えたりしたことはありますか?
久保:ないっすねー。
Q:即答(笑)
久保:だけど、岡田(武史)さん。
山田:あぁ、今治オーナーの。
久保:岡田さんとは2年か3年くらい一緒やったけど、ああ、やっぱりそこ(経営)にいくんかーみたいな。行き着くところはそこかみたいなのは、思いましたね。ああーやっぱり、みたいな(笑)
Q:ちょうどS級のライセンスを返上されたそうですけど、そういう方向に行く人だなっていう予感はあったと。
久保:そんな“匂い”はしてましたね。「現場では本当のやりたいことはできない」みたいな感じの匂いがやっぱ。
山田:昔からそうだったんですか?
久保:昔からそんな感じ。
Q:(ユース代表で世界にセンセーションを起こした)吉武監督を今治に呼んで、普通の小さいレベルのクラブではできないようなことを実際に挑戦的にされてますよね。
久保:うん。すごいなーって。
Q:久保さんは今治に行って見られたりしました?
久保:いや、行ってないです。ただ俺はチェコに行って仕事がしたいから、岡田さんに人を紹介してくれって(笑)
Q:えっ、さっきのお嬢さんの件ですか?
久保:そうです。ビザがほしいから(笑)
一同:(爆笑)
Q:本気なんだ…レアル・マドリーのユースにいるピピこと中井卓大くんなんかもそうでしたよね。FIFAの規約があるから、家族で移住して。
久保:あー。
Q:サッカーとテニスでは違うかもしれませんが、久保さんもご家族で移住して、お嬢さんを全面的にサポートしたいってことですかね?
久保:それを目指してます。じゃないと本当に…「(次女が)世界一になりたい」って言ってるから。
一同:おおー。
久保:それやったら世界一(の選手)が出てるところにおらんと。
Q:チェコってそんなにテニスがすごいんですか?
久保:けっこういいの(施設・育成)があるのと、そこのコーチから目を付けてもらってるから。なんとかして行きたいなーってのはありますよね。
Q:最近、大阪なおみ選手がすごく話題になってますけど、将来、対戦する日が来るかもしれませんね。
山田:みんな喜ぶんじゃないですか。「久保の娘」っていうだけですごそうじゃないですか(笑)
Q:生配信の中で子供の育成の話をされてましたけど、「あんまり教え過ぎない」っていう久保さんの言葉が印象的でした。今の時代って情報が溢れてるのでみんなすぐに伝えたがりますよね。
久保:うん。
Q:だから、2人のお子さんの話を聞くと久保さんの教育方針が素晴らしかったのではないかと。DNAもあるんでしょうけど(笑)
山田:感慨深いですよ、ほんとに。
広報さん:そんな、自分の娘みたいな(笑)
山田:いやいやほんとに。昔から久保ネタを追ってると出てくるんですよ。娘さんの話とか奥さんの話とか家族の話とか。中野(和也)さんのインタビューに(笑)
久保:(笑)
Q:こうしてお話しをうかがっていると、久保さんが「ベテラン」としてゲームに登場するのが適任のように思えてきました。どんなアドバイスをしてくれるのか楽しみですね。
坊主頭になった理由
広報さん:間もなくお時間が…。
山田:まだ(久保ファン2人が)雑談しかしてないよ!(笑)
Q:日本代表やワールドカップの話を全然していないという…でもQolyらしい気がします(笑)私は広島の人間なんで、久保さんにチェコへ行く前にできることをあればなんでもご協力しますよ!
山田:いやいやほんとに。サカつくとしては基本的に久保さんを使っていくっていう流れなんで、引き続きやりましょうこれ。
Q:やった!(笑)
山田:サンフレッチェのサポーターなら全員サカつくインストールしてんのマストだよね!くらいの感じにもっていかないと。
Q:めっちゃ広島推しじゃないですか?(笑)
山田:何も問題ないですよ(笑)
広報さん:じゃあ久保さんと回る広島とかどうです?
山田:いいですねー。
Q:今そういう番組が人気ですけども、久保さんなら面白くなりそうですよね。選手にインタビューして回ってもいいでしょうし。
久保:あー、(TBSの)スーパーサッカーでは何回かやらされました(笑)
山田:広島が優勝した時ですね。
久保:そう(笑)
山田:見た見た!
久保:(極楽とんぼの)加藤さんはけっこういじくってくれますね。
Q:加藤さんは久保さんのことお気に入りですよね。廿日市で復帰した時もわざわざ番組が取材に来てましたし。
山田:よっぽどマリノスに移籍した時のインタビューにインパクトがあったんじゃないですかね。
Q:あの時は久保語録的なことも話題になりましたが、“ドラゴン”っていう愛称もマリノス時代からでしたよね。
山田:そう!だから昔のサンフレッチェファンは、“ドラゴン”ってあんまり言わないですよ。
Q:“ドラゴン”とか“パサァー”とか、正直言って、広島の人間からするとちょっともやもやした感じがありましたよ。
山田:オールドファンは“タツ”だし、「勉強頑張ってください」ですよ(笑)
久保:ははは。
Q:“ドラゴン”っていう愛称をどう思いますかっていう質問もQolyに来てましたがどうですか?
久保:なんも思わないです(笑)
広報さん:え、ショック…(実は広報さんはマリノスサポ)
山田:そういえば昔、久保さんの愛称募集をやってたんですよ。サンフレッチェが。
久保:へー。
山田:でも、ちょうど久保さんがあることで謹慎をくらって、その企画が飛んじゃったんですよね。それ以来、坊主だっていうのをこないだ聞きました(笑)
久保:「反省して家でんな」って言われたけどどうしても出たくって。坊主にするから(勘弁してください)って。でも駄目でした(笑)
一同:(笑)
広報さん:久保さん、そろそろ飛行機のお時間が…。
Q:結局、最後までローカルなトークになってしまった(笑)旬の話題はまた次の機会にしましょう!本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。