イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第3戦アメリカズGP 初日レポート

長島哲太がアメリカズGP初日に20番手

パウィは29番手スタート

2018年4月20日(金)
Rd.03 アメリカズGP
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
コンディション:ドライ
気温: 21℃ 路面: 30℃

 2018年シーズン第3戦アメリカズGPが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで幕を開けました。金曜は午前のFP1と午後のFP2がそれぞれ45分間行われ、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は初日総合順位で20番手につけました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは29番手でした。

 現地時間の午前10時55分(日本時間21日午前0時55分)にスタートしたFP1では、長島は14番手タイムで2分13秒239とまずまずの走り出しになりました。パウィは29番手で、2分15秒348でした。

 午後のFP2で、長島はセッション開始10分後に1コーナーでフロントから転倒を喫しましたが、チームが素早くマシンを修復し、やがてコースに復帰した長島は2分12秒536に到達。パウィは2分13秒795を記録しました。

 明日のFP3は午前10時55分にスタート。午後には決勝のグリッド順を決める45分間の予選が行われます。

長島哲太 (20番手 / 2’12.536 / +1.432)

「昨年と比較して全体的にブレーキングのいいフィーリングをつかめていないので、チームとともにしっかりとフロント周りを見直してバイクの改善を進めたいです。この部分を改善できれば、ラップタイムも向上し、レース展開もかなり楽に進めることができると思います。明日は天候がどうなるのか分かりませんが、しっかりと準備を進めたいです」

カイルール・イダム・パウィ (29番手 / 2’13.795 / +2.691)

「FP2では旋回中にリアの挙動が大きく感じられて、安心感を持って走ることができませんでした。明日はコーナー立ち上がりを改善できるように自分自身のライディングも見直し、ラップタイムの向上を目指してがんばります」

青山博一 チーム監督

「パウィは、100%マシンを信頼して走ることがまだできていないようで、コーナーは速くても立ち上がりでロスをしてしまっています。我々もマシンの微調整を進め、彼自身もMoto2のライディングに早く適応できるようにがんばってほしいです。哲太はブレーキングで苦労をしていて、その影響でうまく曲がれていないので、しっかりと止めることができるバイクに仕上げ、明日はタイムを伸ばしてほしいです」

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