J1で前代未聞の乱打戦! 前半だけで計7ゴール&“3度の同点劇”[映像アリ]

ハットトリックを達成したウーゴ・ヴィエイラ photo/Getty Images

21日に明治安田生命J1リーグの第9節が行われ、横浜F・マリノスが湘南ベルマーレと対戦した。

8分に先制点を献上したF・マリノスであったが、27分にFWウーゴ・ヴィエイラが強烈なミドルシュートを放ち、一時同点に追いつく。しかし、その1分後に菊地俊介(湘南)にロングシュートを放たれて勝ち越しを許すと、41分には後方からのロングボールを受けたアレン・ステバノヴィッチに最終ラインの背後を陥れられ、3失点目を喫してしまう。ところがF・マリノスもすぐさま反撃。44分にウーゴ・ヴィエイラが敵陣ペナルティエリア内で右足を振り抜いて1点差に詰め寄ると、その直後にも山中亮輔のクロスに反応した同選手が敵陣ペナルティエリア内でシュートを放ち、ふたたび同点に追いついた。

このまま前半が終了すると思われたが、湘南も意地を見せる。F・マリノスの同点弾の2分後に自陣後方からボールを繋ぐと、イ・ジョンヒョプからのパスを受けたステバノヴィッチが敵陣ペナルティエリア内で低弾道のシュートを放ち、またもリードを奪った。

前半だけで7つのゴールが飛び交うという、前代未聞の展開となったこの試合。57分にF・マリノスがコーナーキックのチャンスを得ると、天野純が蹴ったボールに松原健がヘディングで反応。このボールがファーサイドに走り込んだミロシュ・デゲネクのもとにわたり、同選手によるヘディングシュートがゴールに突き刺さった。3度同点に追いついたF・マリノスであったが、その後は湘南の体を張った守備を前に逆転ゴールを奪えず、試合はこのまま終了。稀に見る乱打戦は4-4で幕を閉じた。

[スコア]
横浜FM 4-4 湘南

[得点者]
横浜FM:ウーゴ・ヴィエイラ(27)、(44)、(44)、ミロシュ・デゲネク(57)

湘南:OG(8)、菊地俊介(28)、アレン・ステバノヴィッチ(44)、(46)

参照元:Twitter

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