今季限りでアーセナルから退任することが決まったアーセン・ヴェンゲル監督。
アーセナル以外にも今季終了後に指揮官を変更する可能性があるメガクラブがあることから、後任人事についての様々な噂が飛び交っている。
まずは、『L'ÉQUIPE』。
PSGのウナイ・エメリ監督の後任となるのは、トーマス・トゥヘルで決まりだろうとしている。残されているのは、契約へのサインだけだとも。
そして、ヴェンゲルがPSGの監督になることはもはやないだろうとしている。ただし、監督ではなくゼネラルマネージャーとして招聘する可能性があるとのこと。
PSGはヴェンゲルの経験を買っており、チームに引き入れたいという思惑があるようだが…。
次は、『Le Parisien』。
こちらでは、カルロ・アンチェロッティがアーセナルの監督就任に意欲を見せていると伝えられている。
今季途中でバイエルン・ミュンヘンを解任されたアンチェロッティ。古巣であるチェルシーがアントニオ・コンテ監督の後釜として、彼の招聘を考慮していたとされている。
だが、当のアンチェロッティのプライオリティはアーセナルにあるというが…。
最後は『BBC』。
それによれば、ヴェンゲルの教え子であるパトリック・ヴィエラが、後任候補に挙げられているという。
引退後指導者に転向したヴィエラは、古巣アーセナルとヴェンゲルからの“冷遇”されたというような発言をしたこともある。
今回の噂については「光栄に思う」としながら、「(現在指揮しているMLSニューヨーク・シティFCで)ハッピーだ」としてやんわり否定したようだ。
今後も、ルイス・エンリケなど現在フリーの大物監督を含めた噂が飛び交いそうだ。