浦和、オリヴェイラ新体制を発表 無敗で引き継いだ大槻暫定監督はヘッドコーチに

札幌戦を観戦に訪れていたオリヴェイラ新監督 photo/Getty Images

浦和レッズは22日、指揮官に就任したオズワルド・オリヴェイラ監督の新体制を発表した。

昨季アジア制覇を成し遂げた浦和だが、今季は開幕戦から不振が続き、今月2日に堀孝史監督との契約を解除。育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏が暫定的に指揮を執っていたが、19日に鹿島アントラーズの元指揮官であるオリヴェイラ氏が新たに就任することが発表されていた。

オリヴェイラ新体制では、暫定指揮官として公式戦4勝2分(リーグ戦では3勝1分)の好成績を残し、チームをうまく引き継いだ大槻氏がヘッドコーチに就任。引き続きトップチームに帯同し、現場でクラブを支える。

そして、22日のトレーニング終了後に就任会見へ出席したオリヴェイラ監督は「みなさん、こんにちは。また日本に帰ることができてうれしく思っております。そして、浦和のようなビッグチームの指揮を執ることができて光栄に思います」とコメント。クラブの公式サイトが伝えた。

質疑応答の際には「私はチームに新たに到着したとき、私の仕事の仕方というものを選手たちに伝えます。そして、私と選手たちとの関係についても、私が何を望んでいるのか伝えました。全員がチームのメンバーであり、その全員のモチベーションを上げることを取り組みます。偶然浦和に来た選手はいないと私は思っておりますので、しっかりと努力して、トレーニングをしてチームのメンバーに入ってくるがんばりを見せてほしいという話をしました」と明かしている。

さらに、今後のチーム作りについても「選手たちの特徴を最大限に生かすこと。もうすでにシーズンが始まっていて、ここまでできた形があります。ですので、そういったところもケアしながら準備していきたいと思います。選手一人ひとり、これから深く知っていきたいと思います」と言及しつつ「メンバーの中でも、みなさんがご存じのように興梠のことは良く知っています。柏木、李、槙野、山田、阿部などは対戦もしていますし、JOMOカップなどで一緒に仕事もしています。けれど、もともと知っている選手は、3分の1もいません。大半の選手はまだ知らない選手たちですので、これから過ごしていく中で、どういう風に特徴を最大限に生かせるのかを考えていきたいと思います。彼らの個々の能力を、チームの方向性に乗せることが重要だと思います」と述べた

発表されたトップチームの新体制は以下のとおり

監督:オズワルド オリヴェイラ
ヘッドコーチ:大槻 毅
ヘッドコーチ:ルイス アルベルト シルバ
コーチ:池田伸康
コーチ:小坂雄樹
GKコーチ:土田尚史
フィジカルコーチ:ウェイリントン
コーチ(分析):山田栄一郎

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