優勝がもたらす弊害…「2メートル」に警戒するグアルディオラ監督

『ESPN』は21日、「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、来季はもっと厳しくなると話した」と報じた。

先日プレミアリーグでの優勝が決まったシティ。就任2年目となったグアルディオラ監督は、圧倒的な力を見せて首位を独走するチームを作り上げた。

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しかし、グアルディオラ監督はこの勝利に浮かれてはならないと考えているようだ。

彼は以下のように話し、来季は選手たちに向けてもっと多くの要求をしていかなければならないと語った。

ジョゼップ・グアルディオラ 「私がバルセロナとバイエルン・ミュンヘンで何をやったのか。

選手たちは、彼らがやったことは私のためであると信じ始めていた。

そして、さらにこれからもプレーすることが許されるであろうと。

しかしそれは真実ではない。我々がやったことは過去のものだ。

そして、こう考えさせる。『我々は一回やり遂げた。だからもう一度やれる。他の者は我々以上のエネルギーを持っていない』と。

そう思ったら、選手は5メートル走らなければいけないところを、3メートルだけしか走らなくなる。しかし、その2メートルが違いを作るのだ。

それが、次のシーズンはさらに難しくなると思える理由だ。我々の関係はより厳しくなる。

それは、バルセロナでも起こった。バイエルン・ミュンヘンでも起こった。

私はそれに対処した。もっと駆り立てなければならないと分かっていた。

選手たちにもっと深く介入しなければならないし、コントロールしなければいけない。

彼らが練習にやってきた時、ボールを持とうが持つまいが、やるべきなのはそれなのだ。

もしそれをやらないのなら、追い出されるだろう。今季よりも厳しくなる。我々の関係は『フレンドリー』にはならない」

(来季に向けては?)

「今季やったように、来季に向けても正しい契約をしていきたい。

プレミアリーグを勝ち取ることは、クラブにとって最も重要なタイトルである。

信じて欲しい。私はチャンピオンズリーグの決勝でプレーすることを夢見ている。あるいは、優勝することをね。

私はそれがどれだけ美しいものかを知っている。そのトロフィーとともにシーズンを終えられることがね。

しかし、私はマシーンのようなチームを持っていることを好んでいる。ホームであろうがアウェイであろうが、コンディションが良かろうが悪かろうが」

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