イチローが4出塁の活躍もチームの勝利には繋がらず

【マリナーズ4-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

控え外野手として併用されていたギジェルモ・エレディアがAAA級降格となり、少なくともエレディアが再昇格可能となるまでの10日間は「4人目の外野手」の座をキープすることが濃厚になったイチロー(マリナーズ)。日本時間4月23日のレンジャーズ戦では今季出場10試合目にして初めてライトの守備に就き、こちらも今季初となる6番で先発出場したが、2安打2四球で第1打席から4打席連続で出塁する見事な活躍を見せた。ただし、3点ビハインドで迎えた9回表一死二、三塁のチャンスではレンジャーズのクローザー、キーオニー・ケラの前に三球三振。自身の活躍をチームの勝利に繋げることはできなかった。

レンジャーズは今季3先発で防御率13.14と大乱調のマーティン・ペレスが先発。4回表にあわや逆転ツーランかというデービッド・フレイタスの大飛球をセンターのデライノ・デシールズが好捕するなど、バックの好守に盛り立てられながらのピッチングとなったが、今季初となるクオリティ・スタートを記録し、6回2失点で2勝目を挙げた。打線は4回裏にノマー・マザーラとジョーイ・ギャロの一発でリードを4点に広げ、1点リードで迎えた8回裏にはイサイアー・カイナーファレファが貴重な追加点となる2点タイムリー。最後はクローザーのケラがピンチを背負いながらもマリナーズの反撃をゼロに封じ、レンジャーズは連敗を3でストップさせた。

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