埼玉県内で4月中の交通事故死者数が10人に達したことを受け、埼玉県県民生活部は23日、「交通死亡事故多発警報」を発令し、24日から30日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しています。埼玉県では「埼玉県交通死亡事故多発非常事態宣言等実施要綱」を今年1月1日から施行していて、多発警報は3回目、4か月連続で発令基準に到達しています。
なお22日現在、埼玉県内での2018年交通事故死者は計66人(前年同期比8人増)、うち高齢者は35人(同3人増)と半数超を占めています。
【埼玉県内での2018年交通事故死者数】(4月22日現在：速報値)
・ 1月：17人(＋4) うち高齢者9人(＋1) 01/23～/31 多発警報
・ 2月：20人(＋7) 10人(＋3) 02/17～/28 多発警報
・ 3月：13人(－3) 7人(－3) 02/28～03/31 非常事態宣言
・ 4月：11人(±0) 9人(＋2) 04/24～/30 多発警報
・1.69日に1人の割合
・都道府県別：総数1位 増減数5位 増減率14位 人口10万人比28位
・年間死者数：2017年177人 16年151人 15年177人 14年173人 13年180人
うち高齢者： 95人 86人 81人 78人 78人
※埼玉県における「交通死亡事故多発警報」発令基準
・原則として、交通事故死者数が月間で10人に達したとき
(なお2017年は12か月中10人未満は6月と8月の2度のみ)
