日新製鋼周南製鋼所60周年事業、地域清掃に250人

 日新製鋼周南製鋼所(所長・早川淳也氏)は21日、今年で10回目となる地域清掃活動「クリーン作戦」を実施した。この活動は、周南製鋼所操業50周年の2008年にスタート。今年60周年を迎える記念事業の一環として、約250人が参加した。初夏を思わせる好天下、額に汗しながら清掃活動に勤しんだ。

 参加者は「60th」をあしらった帽子を被り、「おかげさまで操業60周年」の幟を手にした。早川所長は一同を前に「操業60周年を迎えるのは地域の支援あればこそ。地域の皆様への恩返しとして清掃活動してほしい。気温が高くなるので、クリーン作戦も安全第一で、体調に気を付けてほしい」と話した。

 当日は8班に分かれ、製鋼所周辺や徳山動物園、公共施設などを清掃。JR新南陽駅に向かったグループは道端のゴミを拾いながら移動。駅前に設置されたステンレス製のモニュメントを丁寧に磨いていた。

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