ヤンキース打線爆発!田中が7回途中1失点で今季3勝目

【ツインズ1-14ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

昨年のワイルドカード・ゲーム以来の対戦となったツインズ対ヤンキースの一戦は、序盤からヤンキース打線が機能し、2回までに4点をリード。終盤には2イニングで9点を追加し、終わってみれば14対1の大勝となった。「4番・DH」で先発出場したジャンカルロ・スタントンは5号ソロを含む4打数4安打2打点の大活躍。ミゲル・アンドゥハーは二塁打と本塁打を放って連続試合長打を7試合に伸ばし、ディディ・グレゴリアスは8回裏にダメ押しの7号グランドスラムをライトスタンドへ叩き込んだ。2試合連続で不安定なピッチングが続いていた田中将大は7回途中まで91球を投げて被安打3、失点1の力投。今季5先発目にして初めて相手打線に本塁打を許さず、打線の援護にも恵まれて今季3勝目をマークした。

2試合連続で6失点以上を喫していた田中だったが、この日は「今夜は速球のコマンドが良かった。今季のどの試合よりも良かったと思う」と本人が振り返ったように、速球のコマンドが安定。それによりスプリッターやスライダーを効果的に使うことができ、7回途中まで1失点という好投につながった。打線は初回にゲーリー・サンチェスの2点タイムリー二塁打などで3点を先制し、2回裏にはアンドゥハーが3号ソロ。終盤も攻撃の手を緩めることなくツインズ投手陣に痛打を浴びせ続け、13安打&7四球の猛攻で今季最多の14得点を叩き出した。「今夜は素晴らしい夜になったね」とアーロン・ブーン監督は投打が噛み合った完勝に満足げだった。

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