前田健太、カープの大先輩・衣笠氏急死に悲痛 「まさかこういうことに…」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

プロ野球記録の2215試合連続出場「今後一生出てこない」

 ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、プロ野球記録の2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた古巣の大先輩・衣笠祥雄の死去を悼んだ。

 この日、前田は本拠地でのマーリンズ戦を終え、衣笠氏の訃報を知り「少し、体調が悪いという噂は知り合いから聞いたりしていたけど。まさかこういうことになると予想してなかったのですごく悲しい」と口にした。

 2016年に広島からポスティングでメジャー挑戦した際には衣笠氏も応援していたことを聞かされると「直接はお会いしていないが、そう言ってくれて嬉しい。多分、選手のことだったり人のこと悪く言う人じゃない、それぐらい優しい方」と感謝を口にした。

 また、カープ時代には衣笠氏の現役当時の話を数多く聞き「カープにとっては歴史に残る素晴らしい選手ですし、どんなことがあっても試合に出るとみんな言っていた。トレーナー、OBの方に話を聞いても絶対にあの人は休まないと色んな話を聞いていた。そういう意味では選手としては皆、目標とするような鏡になるような選手だったし人柄だと思う」と感慨深く語った。

 プロ野球記録の2215試合連続出場については「なかなか、もう出てこないと思いますし、今後一生出てこないんじゃないですか。今は分業制になったり休みを取り入れる環境になっているので。今後、その記録を塗り替える選手はもしかしたら一生出てこない可能性もあるので、それぐらい偉大な方だと思う」と改めて、大先輩が成し遂げた偉業に敬意を表していた。

(Full-Count編集部)

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