浜辺彩るハマヒルガオ 平塚

 湘南地域の砂浜など広いエリアで見られる初夏の風物詩、ハマヒルガオが早くも見ごろを迎えた。例年5月の大型連休明けが盛りだが、浜風を受けて涼しげに揺れている。

 ハマヒルガオはヒルガオ科の多年草。昨年10月に県内を通過した台風21号の暴風雨と高潮の影響で自生する砂地が荒れたが、平塚市唐ケ原の花水川河口付近では元気に咲き誇っている。

 近くの40代の女性は「(高潮などで)咲くのは難しいかなと思っていたが、きれいですね」と、花々を眺めながら胸をなで下ろしていた。

ハマヒルガオが早くも浜辺を彩っている=平塚市唐ケ原

© 株式会社神奈川新聞社