アビラが先制弾含む3安打 好調・Dバックスが3連勝

【ダイヤモンドバックス8-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

開幕から7カード連続勝ち越しと好調のダイヤモンドバックスは、今日から敵地シチズンズバンク・パークでフィリーズと対戦。ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)とビンス・ベラスケス(フィリーズ)の投げ合いで始まった3連戦の初戦は、ここまで打率.114と不振に苦しんでいたアレックス・アビラが先制弾を含む3安打2打点の活躍を見せたダイヤモンドバックスが8対4で勝利を収めた。5対4と1点リードの7回裏に4番手として登板したダイヤモンドバックスの平野佳寿は、一死からリーズ・ホスキンスに四球を与えたものの、次打者のアーロン・アルテールを併殺打に打ち取って無失点。1イニングを打者3人で抑え、今季5セーブ目をマークしている。

2年825万ドルの契約で今季からダイヤモンドバックスに加入したアビラは、今季ここまでの不振について「期待に応えようとしすぎていた。打つべきボールを積極的に打つことができていなかったし、いろいろと考えすぎていたよ」と原因を分析。この試合では打つべきボールを逃さず捉え、3回表に2号先制ソロ、6回表にリードを2点に広げるタイムリーを放つなど、3安打2打点をマークした。好スタートを切りながらも、スティーブン・スーザJr.やジェイク・ラムの故障離脱により、チーム全体の打撃成績が伸び悩んでいるダイヤモンドバックス。下位打線で存在感を発揮するアビラの復調は、チームにとって明るい材料となりそうだ。

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