フランス誌が異例のコラム「ごめんね、イニエスタ」…理由はバロンドールの不選出

世界で最も有名なサッカー誌の一つ、『France Football』。

1946年創刊という長い歴史を持ち、あのバロンドールを創設したことで知られるメディアだ。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

そんな同誌が異例のコラムを載せたと話題になっている。

タイトルは"Perdón, Andrés"、「ごめんね、アンドレス」という意味だ。

こちらは同誌で編集長を務めるパスカル・フェッレ氏が執筆したもの。内容はバルセロナで輝かしいキャリアを築いたイニエスタに敬意を示すもので、バロンドールの名誉を与えられなかったことについて謝罪している。

内容の一部は以下の通り。

「我々にとって彼はただの選手ではなく、特別な選手だった。
そのチームに対する自己犠牲が、結局は彼から選手として優れていたという世間の認識を奪った。
バロンドール受賞を逃したすべての選手の中でも、彼は特に心痛めている」

フランス語で書かれた文章ながらタイトルにあえて"Perdon"というスペイン語を使ったのは、イニエスタに向けた内容であるからだろう。

ある意味で、イニエスタに対する最大級の賛辞であるとも言える。

© 株式会社ファッションニュース通信社