相模原市内14園が「認定こども園」に 相模原市中央区

 相模原市への取材で、市内の幼稚園と保育園において、両方の良さを併せ持つ「認定こども園」として今年4月1日付で新たに14園が加わったことが分かった。

 認定こども園は国の法律に基づき、都道府県が認定基準を定め、機能ごとに幼保連携型や幼稚園型など4つのタイプに分かれる。神奈川県では2006年に条例が施行され、以降は市内でも申請を出す園が増え2017年度までに16園が認定。今年度認定された園と合わせて市内で30園となった。

 今回、認定された14園中9園が区内に立地する。その中の一つ「認定こども園 中央幼稚園」(光が丘)の大貫照親理事長は「共働き家庭が増える中で、働きながらでも子どもを幼稚園に通わせることができ、選択肢が増えることにつながると思う」と、認定こども園の意義を話した。同園の保護者らでつくる学級委員会の井関真央委員長は「働きながら幼稚園に通わせたい親御さんも多いので、もっと広がるといい」と取材に答えた。

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