「伝説サヨナラ」から25年…「伊藤VS篠塚」が富山で“再戦”、バスツアー実施へ

BCリーグ富山が「高速スライダー号」の提供開始を発表【画像提供:株式会社R.E WORKS】

6月2日に再戦が実現、「高速スライダー号」で富山へ

 元ヤクルトの伊藤智仁氏が監督を務める独立リーグBCリーグ富山は、6月2、3日に「高速スライダー号応援バスツアー~下道では低速ですけど何か~」の提供を開始すると発表した。伊藤監督が、馴染みの深い東京のファンに「富山へ一度ぜひ遊びに来てほしい」という想いを持っていることから実現した企画。指揮官の代名詞であり、なおかつ東京から富山へのルートがその軌道に似ていることから「高速スライダー号」と名付けられたという。

 6月2日の信濃戦には元巨人の篠塚和典氏が来場し、「伝説のサヨナラ」として知られている1993年6月9日の対決の再戦が実現。試合前の一打席対決を行う。この試合で、当時ヤクルトのピッチャーだった伊藤監督は巨人相手にセ・リーグタイ記録の16奪三振を記録するも援護がなく、0-0で迎えた9回2死から篠塚氏にサヨナラ本塁打を浴びて敗戦投手となっていた。

 ツアー参加者は、試合前に伊藤監督との記念撮影が可能で、「伊藤智仁VS篠塚和典」をグラウンドから見学し、抽選で守備にも参加できるという。

(Full-Count編集部)

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