『Football London』は25日、「元イングランド代表DFソル・キャンベルは、パトリック・ヴィエラをアーセナルの次期監督にすべきだと話した」と報じた。
先日アーセン・ヴェンゲル監督の退任が決まったアーセナル。後任はまだ未定となっており、ルイス・エンリケやカルロ・アンチェロッティなど多くの名前が候補としてあがっている。
そして、かつてアーセナルで長く活躍したDFソル・キャンベルは、後任としてはまず内部を知っているものを優先して考えるべきだと語った。
ソル・キャンベル 「アーセナルは、内部から昇格させることができないかどうかを考えるべきだと思うよ。
あのクラブでプレーしたことがある者。そして今指導者をやっている者。あるいは、アーセナルを管理するという願望を持ち、このチャンスを活かしたいと思っている者を。彼らを見るべきだ。
ミケル・アルテタはマンチェスター・シティへ行き、素晴らしい経験を積んでいる。
しかし私にとっては、パトリック・ヴィエラのような人物こそがパーフェクトな選択になると思う。
彼はデニス・ベルカンプとともに素晴らしい仲間だ。彼らのような男たちがいれば、本当にいい連携を作ることができると思うよ。
アーセナルでうまくやってきた男たちを、クラブに戻してほしい。
さもなければ、カルロ・アンチェロッティのような人物にしよう。イタリア代表監督にならないのならね。彼ならうまくフィットするだろう。
その次には、マッシミリアーノ・アッレグリ(ユヴェントス)やヨアヒム・レーフ(ドイツ代表)だ」
(ヴェンゲル退任の発表はなぜ早くに行われた?)
「彼はもう一年指揮をとるつもりだったと思う。
人々はヨーロッパリーグの結果がどうなるかを見ていた。もしチャンピオンズリーグに進むならば、来年も残るだろうと思っていた。
おそらく、彼はファンのことを考えていたんだろう。そして、クラブが後任の候補と交渉を行うための時間を与えたかったのだ。シーズンの終了までの間にね」
(ヴィエラは後任の候補?)
「彼は今ニューヨークで、マンチェスター・シティのグループで働いている。少なくともいつかは可能性がある男だ。
ヴィエラの指導者としてのキャリアを見てきた。とても良くやっていると思う。ただ、プレミアリーグは特別な舞台だ。やれるだけの可能性と知性、知識を持っている多くの元選手たちがいる」