タイアップ企画で登録応援 キリンビールとJR九州

 キリンビール長崎支社とJR九州長崎支社は27日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を応援するタイアップ企画を発表した。キリンは5月13日、長崎市尾上町のJR長崎駅でチャリティーフェスタを開催。ビールを格安で提供し、売り上げの一部を登録関連活動に寄付する。JRは同日から、くじ付きオリジナル乗車券袋を配布。当たればビールをプレゼントする。
 キリンは2015年から登録応援メッセージ入りデザイン缶「一番搾り」を販売し、毎年図柄を変えながら、1本につき1円を寄付している。フェスタは正午~午後8時、同駅かもめ広場で開催。1杯(340ミリリットル)200円で試飲できる。うち10円を世界遺産長崎チャーチトラストに寄付する。
 オリジナル乗車券袋は、JR九州長崎支社管内の有人全17駅で乗車券を購入した客に配る。教会など構成資産を写真入りで紹介。内側のスクラッチくじで当たりが出たら、長崎、佐世保両駅構内の売店「銘品蔵」で「一番搾り」と引き換えできる。

ビールが当たる、くじ付きオリジナル乗車券袋

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