グレゴリウスの決勝弾でヤンキースが延長戦制し7連勝

【ヤンキース4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

日本時間4月27日時点で6連勝と波に乗っているヤンキースはエンゼルスと3連戦を迎えた。最近は打線が活発でその中心の1人がディディ・グレゴリウスであり先日まで4試合連続弾を記録するなど好調を維持している。そして今回のエンゼルス戦でもその打棒が光った。

この日はルイス・セベリーノとアンドリュー・ヒーニーの投げ合い。先にマウンドに立ったヒーリーは初回のヤンキース打線を3者凡退に抑えると対するセベリーノも先頭打者のイアン・キンズラーを四球で歩かせるも捕手・ゲーリー・サンチェスが盗塁阻止し、後続の攻撃も抑えて結果的には3人でこの回を終えた。

試合が動いたのは2回のエンゼルスの攻撃。「5番・DH」としてスタメン出場した大谷翔平がセベリーノの97マイルのフォーシームをライトスタンドへと運んで先制点をもたらした。大谷は第4号の本塁打で本拠地、エンゼル・スタジアムは大盛り上がりをみせた。援護をもらったヒーニーは4回まではヤンキースに得点を許さなかったが、5回に1死一・三塁からアーロン・ヒックスに犠牲フライを打たれて失点、6回には走者を出した後に代わったジム・ジョンソンがコール・カルフーンの攻守のおかげもありニール・ウォーカーを併殺に抑えるもその間に三塁走者のグレゴリウスが得点して試合は1対2となった。結果、ヒーリーは5回5安打2失点、9奪三振と好投をみせた。

試合は7回にアンドレルトン・シモンズのスリーベースでエンゼルスが勝ち越しに成功するも9回にヤンキースが1死満塁から代打、ブレット・ガードナーの犠牲フライで3対3の同点に追いつき延長戦に突入する。そして10回のヤンキースの攻撃ではグレゴリウスがキーナン・ミドルトンから一発を放って4対3と勝ち越すとその裏は守護神、アロルディス・チャップマンが無失点に抑えて試合終了。先発したセベリーノは勝ちこそ付かなかったが、7回5安打3失点、決勝弾を放ったグレゴリウスは直近6試合で5本塁打と結果を残した。

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