「健康長寿の発信地」として、楽しみながら「未病の改善」を体験できる大型施設「未病バレー ＢＩＯＴＯＰＩＡ（ビオトピア）」が２８日、大井町山田にオープンした。県と同町、コーヒー通販のブルックスホールディングス（横浜市青葉区）が整備した。運動体験コーナーや地元産品を販売するマルシェなど、オープンに合わせ、大勢の来場者でにぎわった。
実際に体を動かし、生活習慣を見直す県の体験型施設「ｍｅ－ｂｙｏエクスプラザ」では、家族連れや女性グループが反復横跳びや体操に挑戦。屋外には、ボルダリングや走り方教室など、スポーツを体験できるエリアも設けられた。
同日開かれたオープニングセレモニーで、黒岩祐治知事は「ここに来れば元気になれると、世界中から人が集まる拠点に育てていきたい」とあいさつ。同町の間宮恒行町長は「近隣自治体、事業者の協力を得て、県西部の活性化につながるよう努力していきたい」と述べた。
２９、３０の両日も、医師や著名人による講演会、自然観察ウオーキング、料理教室などさまざまな記念イベント（一部有料）が開かれる。
